走り続けよう 二度とない時を
私はTravis Japanはジュニア祭り出の超新規である。
ジャニオタ歴も出戻り新規だからかなり浅く、正直に言うと青山劇場すらも知らなかった人間だ。
そんな人間がTravis Japan単独公演に行った。
私にとっての初めてのJr.グループの"単独公演"というもので、Overtureからとっても高揚していた。
音楽ディ○ニーみたいだったし(?)
その後はもう目まぐるしく変わる世界を瞬きする間もなく観ていることで精一杯だった。
信念を持った7人の男達が汗に塗れながら板の上で命を燃やしているのにひたすら圧倒されていた。*1
旧いものをリメイクしていたのかもしれない。
けれども彼らの想いや彼らなりの新しいスパイスがミックスされたパフォーマンスで、新規の私でも脳漿が沸騰してそのまま脳味噌爆発してしまうんじゃないか、と思うぐらいの熱量のステージがそこにはあった。
短い約100分という時間の中で、格好良いも可愛いも楽しいも美しいも切ないも、かんじ全部全部感じられる宝石箱みたいなステージは初めてだった。
始まってすぐに終わりを憂うようなステージは初めてだった。
全てに於いて素晴らし過ぎた。
お陰で担降ろされたし。*2
ただ言葉を書き連ねるだけじゃ嘘っぽく聞こえてしまう気がしてしまう。
けどやっぱり特筆したいところは本編最後『Guys PLAYZONE』。
板の上の7人は目をギラつかせながらフルパワーで踊っていた。
曲がわかった瞬間、周りの 今まで大人しかった女達女性達が目の色を変えて狼のような咆哮をしていたのには目を瞠るものがあった。
"その瞬間EXシアターが青劇になった。"
っていうのは知らない私にはそんな表現は出来ないけど、ショースタイルだからトラジャってあんまり箱向きじゃないんじゃないかって思ってたんだ、実際。
ジャニーズの前にバンドにのめり込んでいてバンドのライブでしかEX入ったことない人間だったから。
けれども、あの瞬間、箱だからこそのオーディエンスとのグルーヴがあそこで最高潮に生まれていたよ。
その空間が新規の私でも輝かしくて眩しくて愛おしくて、そりゃあもう心の底から楽しかった。
走り続けよう 二度とない時を
まさにその言葉通りステージに立っている7人は最後まで力を残さず振り絞って、一度きりしかないこの瞬間を走っていた。
私はプレゾンを通ってきた訳ではない。
けどあの時のガイズを観て『あっ、私この景色は一生忘れたくない、忘れないんだろうな』ってジャニーズのコンサートでは初めての感情を憶えた。
17日の夜、Wアンコで宮近くんが「俺達にはこれしかねえだろぉぉぉぉぉぉぉ!」って雄叫びを上げて始まったSupernova。
ただでさえ1公演毎の消費エネルギーって半端じゃないだろうに、1日3公演回したりしてさ、それでも最後の最後に力を残さないようにでもしてるのかってぐらい全力で、でも7人は楽しそうで、私はその姿を観ていただけなのに自然と涙ぐんでいた。
「ここまで踊り続けられたのはみんなの声があったから」
「こっちがありがとうって言いたいんだよ。ありがとうって言うからどういたしましてって言ってね。」
それが彼ららしくって温かくってとっても優しい空間で幸せに満ち溢れていた。
けど、そんなね、ありがとうって言われるほどおたくって烏滸がましく出来る存在じゃないと思ってるから、「いやいやなんなのこっちがありがとうって言いたいんだよ💢意味わかんない💢」と帰りの駅のホームで思い出して、思わず泣き笑ってしまったよ。
でもそんな彼らが好きなんだなって。
このステージを創り上げた彼らは自分達のしてきたことに誇りを持っているのだと改めて感じた。
そんなグループを好きになれて私は心の底から幸せだと胸張って言える。誇りだ。
アイドルってやっぱり刹那的なものだし、何れは何か大きなものが変わってしまうのかもしれない。
けれども、もっとこの人達のことをを知りたいって思った。
この人達に付いていきたいって思った。
例えそうであったって、そうでなくたって大丈夫だって。
Travis Japanが心の底から好きだから。
これからがとっても楽しみで、わくわくしている。
きっと私達を近い将来ハリウッドに連れてっていってくれるんだろうし、パスポートを作っておこうと思うよ。
有り難う。
*1:それなのにMCとかカジリーグ(2日目より)だとにこにこわちゃわちゃみんな楽しそうなのイトシイダヨー
*2:1つ前のブログにて http://mfw8rtfj.hatenablog.com/entry/2017/08/19/113735